最近、森田童子を聞き直してるんだけど、検索すると森田童子は作詞家のなかにし礼の姪だったんだそうだ

以前はそんな情報は無かった

なんでもなかにし礼が亡くなってから見つかった原稿を本にした「血の歌」というので世間に知られたそうだ

森田童子は自分のことを語ることも無く2018年に亡くなってるので、永遠に謎のままのはずだったのに、今になってそんなことわかるとは

私は森田童子世代ではなく、リバイバル的にドラマのテーマ曲など使われたことで知ってハマった世代だが

昔からの熱心なファンにとってはどんなにショッキングなことだろう

なかにし礼と言えば、私には「タモリの音楽は世界だ」の回答者だ

昭和の歌謡曲の巨匠でありながら、偉ぶらないにこやかで紳士的な人だったと思う

また、兄との確執を書いた小説がビートたけし主演でドラマ化されたことも知っている。

この残念な兄が森田童子の父だったわけだ

要するに森田童子は、当時そこら辺にいたであろう危なっかしい不思議ちゃんな女の子ではなく、そういう特別な環境で育ち、大人たちに作られたキャラだったのだろう

私はそう思っていたのでそれでいいんだけど

楽曲の素晴らしさや森田童子の声の美しさは変わらない