タクティクスオウガ」という古いゲームのイラスト集を偶然見て、
私が好きだったプレステの「ファイナルファンタジータクティクスFFT)」の人だとすぐわかった
FFシリーズはスーパーファミコン時代から大ファンだったんですが、
プレステのFF7くらいからキャラデザインしている「野村〇也」という人のセンスが吐き気がするほど嫌いでうんざりしてたので、
FFの外伝的作品であるFFTはゲームとしては多少残念だったが、キャラデザインやゲーム内に出てくるイラストは素晴らしいと思ってた。
私がFFTをやってた頃はまだネットも普及していなくて、なんていう人で他に何を手掛けてる人かわからなかったが
吉田明彦」という人みたいですね。
調べてみるとFF本編のシリーズでもFF12のキャラデザインがそうらしい。気づかなかった。
FFシリーズはもうあきらめてたんですが、FF12だけは「野村〇也」じゃないということで興味が出てきた。
そんなわけで今どきPS2FF12をプレイしてますが、なかなかいいです。
やはりキャラデザインに野村キャラのようなアニオタ臭さを感じない。
主要キャラにはアニメ声の声優ではなく、あまり知らない俳優を使っており違和感がない。
FF8のような見てて恥ずかしい昭和のラブコメ漫画のような幼稚なセリフやシーンもない。
ストーリーが複雑すぎて理解できない部分もあるが、昔FFに夢中になってた頃の感覚がよみがえる。
ちなみに今PS2をプレイすると解像度の低さにびっくりする。


私、12年前にFF12だけはイイかもって書いてますね。
http://d.hatena.ne.jp/cacti/20050217
自分の眼識に感心するのと同時に、10年以上も言ってることが進歩していないことにショックを受ける。
なぜこの時にFFTの人を気づかなかったのか考えると、FF12の宣伝に使われていたイラストや
キャラクター紹介のイラストなんかは「吉田明彦」の絵じゃないと思います。
「野村〇也」なのかわかりませんが似たような私が嫌いな幼稚な絵だったのでチェックをしなかったのです。
なぜ「吉田明彦」の味のある絵を前面に出さないのか、そこはシリーズとしての統一性のため仕方ないと思いますが。
あと、こういうムービーシーンのキャラ造形はこのころ話題だった「FF7 アドベントチルドレン」なんかの
「竹内謙吾」という人の色も強いと思います。