FF12は3日ほどぶっ通しでやっていたがもう飽きてきた。
あまり大きな展開はなさそう。
RPGって映像はリアルになってストーリーが大きくなってもゲーム自体は「レベル上げ」&「アイテム探し」から脱却できないんだな。
「次はあそこへ行かなければ。あそこへ行くはあれを手に入れないといけない」の延々繰り返し。
しかも地名もアイテムが多すぎて覚えきれない。どこへ何を何のために取りに行くんだったか把握しきれない。
「あれを見つけたらどんなすごいことが起きるのだろう!?」というわくわく感がないのだ。


バトルの方式は面白いと思う。敵が近くいれば走って行って勝手に戦う。
バトル時の行動も設定できるので、体力が少ないメンバーを自動で回復させるなど、ほとんど見てるだけですむ。
自分で設定したとおりにキャラが動いてうまく戦って勝つのを見るのは楽しい。
カードバトルとかWebゲームなんかでそういうのあったと思う。
が、空を飛ぶモンスターには遠距離用の武器に変えないといけないので、そこで今までの自動バトルで対応できなくなって
ちょっとやる気がそがれてしまった。


先日アニメ声の声優をあまり使ってないところがいいと書いたが
その後、若本規夫ドラゴンボールのセル、すべらない話のナレーションなど)の声のキャラが出てきた。
アニメ好きだったころは若本規夫は嫌いじゃなかったが、昨今はあの口調を強調しすぎていておかしい。
しかも結構な高齢なはずだが。どう見ても20〜30代のキャラなのに無理がある。なんでそんなことするかな。
アニオタ向けに小さい笑いを取ろうとしてるのが見えて不快だ。
このキャラはメンバーに加わるのかと思ったが、ならなかった。
その割にはムービーも長いしセリフも多いし存在感大きすぎ。若本規夫のためのキャラなのだろう。


敵のボスであるヴェインが、皇帝である父を殺してしまうシーンは、昔私が好きだったアニメ「レイズナー」のシーンにそっくりだ。
レイズナーでは敵国の王子であるルカインが自身の暴走政治を咎められ、皇帝である父グレスコを銃殺してしまう。
FF12のヴェインと父も、レイズナーのルカインとグレスコにキャラも似ているし、特に父親のほうは声も似ている。
左遷され説教をされているシーンで殺してしまうのも同じ。
この人の名前が「グラミス」でレイズナーの敵国の名前は「グラドス」なのは偶然か。


強い武器などを手に入れてもライセンスを取得していないと使用できない。
強い技を使うライセンスを取得していても技を買わないと使用できない。
これは初めてFFをプレイする子供には理解できるのだろうか?
理解できたところでなんでそんなまどろこしいことをさせるのかと思うだろう。
おそらく強い武器の情報をネットなどで得て、レベルが低いうちに入手し、ゲームのバランスを崩してしまうのを防ぐためだろうが
いや、そういうのもFFの面白さの一つだったと思うんだけどな。
それのせいでだれがどうやっても同じレベルで同じ内容にしかならない単調なものになってるのでないだろうか?