WindowsにはPCを一定時間触らないでいると、作業してる状態を保ったまま自動で電源を落とす機能に「スリープ」と「休止」があります。
「スリープ」というのは今の状態を「メモリ」に格納して電源を落とすことです。
「休止」とは今の状態を「ハードディスク」に格納して電源を落とすことです。
どちらも同じように電源を落とす前の状態に復帰させることができるわけですが
メモリは早いですが電源を落としていてもわずかに電力を使っているので、コンセントを抜いたり停電があったりすると
データは消えてしまいます。そのためにハードディスクを使う「休止」があります。
ハードディスクならコンセントを抜いても何年たっても今やってる状態のまま保存しておくことができます。
ハードディスクはメモリに比べると遅いですがSSDだとそれほどわずらわしさは感じない。
今回なぜスリープについて調べてるかというと、私はPCつけたまま寝てしまうことが多いんですが
スリープ時はPCケースのLEDが点滅していて目障り極まりない。これは私のPCに限らず多くのPCがそういう仕様だそう。
休止だとLEDは消灯することをしったので、休止を活用しようと思いたったわけです。


スリープの設定は「電源オプション」「プラン設定の編集」「詳細な電源設定の変更」などからできます。

「次の時間が経過後スリープする」と「次の時間が経過後休止状態にする」というのがあります。
スリープのほうはPCを触らない(且つCPU使用率が低い)状態からスリープになるまでの時間です。
休止のほうはというと、PCを触らない時間ではなく、スリープになってから休止に移行するまでの時間なのです。
このように同じ文章で同じように並んでる2つのメニューが同じ意味じゃないのです。紛らわしいでしょ。
「スリープ10分:休止10分」にしたらスリープになってから10分後に休止になるということです。
では、スリープは使わずにPCを触らない状態が10分で休止にしたい場合はどうするのでしょうか。
1.「スリープ10分:休止0分」
2.「スリープ0分:休止10分」
3.「スリープ10分:休止10分」
正解は2番です。