日本昔ばなしに「夜中のおとむらい」という話がある

ある侍が夜中に歩いていて、自分の葬式の行列を見てしまい、数日後に死んでしまうという怖い話

作画も演出も素晴らしいので昔から好きな作品

今頃ふと気づいたんだけど、私の父が昔、自分と同姓同名の人の葬式を近所で見たらしく

それが毎日同じ退屈な生活をしていた年寄りにはよほど面白かったようで、

わざわざ写真まで撮って、私や来客に見せてはしゃいでいた

別に変わった名前でもなく、同姓同名なんていくらでもいるのだから、珍しくも面白くもなんともないのだが

今思うと、父が死んだのはそのほんの数年後だったような?

あれはひょっとして自分の葬式だったのだろうか

それとも他人の葬式をおもしろがった罰が当たったのかw

 

作画、美術、演出とも三善和彦という人

この人の他の回はノーチェックなので見てみなくては

この回は常田富士男の演技も素晴らしい、市原悦子ともいつも素晴らしいが、主人公とナレーションの二役やっているとは思えないほど