カムイ伝が連載されていた時代のガロが古本屋で300円程度だったので何冊か買ってみたがなかなか面白い。

ガロはもともとカムイ伝のために作られた雑誌ではあるが、ページの半分位がカムイ伝

1冊にこんなに載ってるとは知らなかった。ほとんど単行本1冊くらいの充実度。

それに加えて水木しげるつげ義春の作品も載ってるのだから、当時の人はお買い得だったろう。

私が好きな永島慎二林静一、楠勝平もあった。

個人的には滝田ゆう勝又進はいらないなあ。毎回載ってるが読み飛ばしてる。

カムイ伝はまず1冊につき扉絵と登場人物紹介がついてるのがいい。しかも2色刷り。

登場人物紹介は確か子供のころ図書館室にあった古い単行本には入ってたが、扉絵はどうだったかな。

この扉絵と登場人物紹介とガロの表紙をいれた完全版の単行本を出してほしいものだ。

そういえば、のちの単行本の各エピソードの扉絵には、墨と筆でかかれたような流麗な絵がよく載っているが、あれもともと何に描かれていたのだろう。

ガロには載っていない。単行本用に書き下ろされていたのだろうか。

あの絵は白土三平本人の絵なのかだれの絵なのかわからないが、カムイ伝本編の絵はその時代によって変わってもこの絵はいつも同じ人だと思う。

またカムイ伝以外の作品にも書かれているから、結構な数があるはずだが、まとめてみてみたい。