昨日21日は夏至だったそうだ。
季節によって昼と夜の時間が変わるということ自体、当たり前のように思ってるが考えるとよくわからない。
なぜなら、地球の地軸が傾いてるから太陽の高さが変わる、太陽が高い時期は暑い、というのはわかるが、
地球は球体なのだから太陽光がどうあたろうと、日が当たっているところと当たってないところは常に半分づつであり、
昼と夜の時間自体は変わらないのではなかろうか?
当たり前と思ってたからそんな疑問をこの年になってはじめて気づいた。
その仕組みがわかりやすいイラストがWikipediaにあった。

文字は私が書きくわえた。図のように地軸(Earth axis)の傾きが大きくなると(太陽が高くなると)
昼が長くなり夜が短くなるのがわかる。なるほど、これは図で見ないとわからないもんだな。
なんとなく漠然とイメージしてたような「日が高いから落ちるのもおそい」みたいなのとは少し違う。
ちなみにもっと北のほうでは夜がなくなってしまうのがわかる。それが白夜という奴だろう。
もうひとつ、この昼が最も長い夏至が、真夏の一番暑い時期ではなく、今頃なのはなぜだろう。
なぜ夏至は一番暑い日にならないのか?
これはWikipediaには説明がなかったが検索してみると、地球の温度というのは日に日に温められて上がっていき
もっとも暑くなるのが8月ごろになるせいであるらしい。
夏至が一番昼が長いというのは子供のころから知ってはいたが、なんとなく、一番暑い8月頃が太陽が最も高い時期であり、
夏至というのは暦(こよみ)上の別のものだと思ってた。
もしくは昼夜の仕組みが太陽の高さとは別の何かが作用するために、一番暑い時期とずれるのかもと思っていた。
夏至=もっとも昼が長い日=最も太陽が高い日 でいいんですね。知ってる人には当たり前なのかもしれないが。
この年で初めて知りました。