前に読んだときには気づかなくて、今回読み直して気づいたのは、

2部の前半も、たとえば音弥の複雑な性格とか、将軍さまとの心理のやり取りとか、
すごく微妙な心理描写が描かれてるんですよね。描かれてるというか、読者に想像させるよう表現されてる。
それ以外でも、描かれてる場面以外のところで、いろんなキャラクターが暗躍していることを想像させる、
白土三平特有の手法が、今回読み直してみるとけっこう二部にもあるんですよね。
だから別の人が作ってるわけじゃないだろうと思う。
外伝はそういうの全然無いですね。登場人物が全部ベラベラとしゃべって説明してしまうかんじ。
あれはやっぱり別の人じゃないかなあ。