昨日は初めて田舎の家に泊まって帰った。泊ったといっても朝まで起きていて朝方少し仮眠をとっただけだが。

 

夜食用にカップラーメンを持って行っていたが、もっとちゃんとしたものが食べたくなったので、夜中にコンビニに行くことにした。

いつも車で来る途中にコンビニがあることはわかっていたが、Googleマップで見てみるとなんと片道4kmもある。

酒が入っているので車で行くことはできない。まあ普段3kmジョギングをしてるんだし

その代わりと思えばちょうどいいかと思い歩いていくことにした。

田舎なので街灯はまばらにしかなく、懐中電灯がないと歩けない。

おまけに大きい道路に出ると歩道が狭く、長距離トラックがかすりそうなほどすぐそばを轟音で通り抜けていく。

長距離トラックが対向から来ると今度はライトがまぶしく、足元が見えなくなるので非常に恐怖だ。

歩いても歩いてもコンビニは見えてこない。

途中で「田舎のコンビニはひょっとして夜中には開いていないのでは」という心配が頭をよぎる。

「閉まっていたなら明かりが消えてるだろうからすでに通り越してしまったのかもしれない」

Googleで位置を調べたのに、営業時間を見ておくべきだったと後悔する。

そんな苦労をして歩きながら遠くにコンビニの看板の明かりが見えてきたときは、まさに砂漠にオアシスを発見したかのような感動だった。

コンビニ弁当を買って、また同じ苦労をして家にたどり着いたら2時間かかっていた。

コンビニに2時間て。おらこんな村いやだ。

以前からここは不便だから将来も住むことはないだろうと思ってはいたが、今回それが決定的になった。

自分はこの家に住んで生活することはできないだろう。