子連れ狼を読み直してるが、拝一刀が柳生が御前試合をして、その後の柳生の策略により浮浪人になってしまう話は
1話だと思ってたけど違うのか。どこに入ってるのだろう?
それともこの「愛蔵版」というのが「より抜きサザエさん」みたいに話の順番がバラバラに入ってるのかな。
もしくは子連れ狼は1話からすでに子連れ狼で、あれは回想シーンとしてのちに出てくるものなのかな。
昔読んだのも初めのほうに読み切りの話が何本か入っていたのは覚えてるが、どれが正規の1話なのだろうか?
子連れ狼って検索しても実写ドラマのことばかりで原作を研究してるサイトが全くないな。これは残念なことだ。


今日気づいたいいシーン

拝一刀と大勢の武士が戦うシーンで、一刀の背中から落ちた大五郎を、敵の中の名もない一人の武士が安全なところに抱えて避難させ、
また戦いに戻るという様子がさりげなく書かれている。
何のセリフもなく、前後のストーリーにも関係ないから見過ごしてしまいそうだが、子連れ狼らしいいいシーン。
こういったシーンは小池一夫の脚本にあるのか小島剛夕が考えたのか興味深い。


あった。
拝一刀と柳生軍兵衛の御前試合は6巻にあった。これは1話ではなく42話の回想シーンだった。
これは要するに公儀介錯人である拝一刀が柳生烈堂の策略で追放され、刺客・子連れ狼になったという設定は
作者の頭にはあったのかもしれないが、わりと中盤になってわかったということになる。