いや、立体視じゃありませんがね。寄り目にしそうになった?
Shade12の「画像編集」という機能の中に「ミスト」と言うのがありますね。
これって、フォトショとかでなんていうのか知りませんが、いわゆる「ソフトフォーカス」ですよね。
写真のことはよく知らないので「ソフトフォーカス」といっていいのか知りませんが。
実はこれって簡易的なレタッチソフトでも「ぼかし」と「合成」があればできるんで
私もそのうち効果的に使ったのを作ろう作ろうと思ってて、やり方とかメリットとか書かなかったんですが
Shadeに機能として付いてしまったんで、もう出し惜しみしてもしょうがないなというわけで書いてるわけです。

これはCGじゃなくて、ネットで拾ったただの写真をShadeに取り込んで「ミスト」をかけたものです。
デビッド・ハミルトンみたいなソフトフォーカスにならないかと思ったんですが、なかなか狙った効果になりませんがね。
まあそんなかんじです。どういう効果が出るかはわかると思う。下手すぎてわからない?
実は結構、海外のフォトリアルなCG作品ではこういうフィルタが普通に使われてますよね。
窓とか明るい部分がフワッと空気に滲んでるように見える表現ね。
ああいう海外の上手い人のを全てボリュームライトとかsssとかフォグの機能だとか、高機能なレンダラーだからと思ってる人がいるかもしれませんが
実は空気を感じる光の表現に重要なのはこの機能ですね。仕組みを知ってれば安いレタッチソフトでも簡単にできます。
まだShadeユーザーでは、あまり効果的にそういうレタッチをした作品は見かけない。
Vueでうまく使ってる作品は昔見たことがあるから、そういう機能があるのかもしれない。
だから特にフォトリアルをやってる人は使ってみるといいです。
あと、最近のアニメとか、全編ソフトフォーカスかかったような映像多いですよね。押井守作品とか。
ああいうこともできるはずです。理屈は同じですよね。たぶん。
いじってみて、たんなる「ぼかし」とか「DOF」とどう違うのか、何がどうボケるのか考えてみるといいです。
なぜリアルにそれが必要なのかとかね。