ゴヤの「裸のマハ」ですね。


ただ壁にテクスチャとして貼ってShadeでレンダリングしただけです。
手前に障害物を立てるので見たいところが隠れて見えないですね。
いや、見たいところってもちろん顔のことですが。どこだと思ったんですか。
これをパストレのDOFでマハにピントを当てて障害物がボケるように設定してみましょう。

おおっ、隠れてた部分もはっきり見えてきましたね。ハァハァ
手前のものがボケるのはわかりますが、なぜ完全に隠れてた部分が見えるようになるんでしょうかね。
口とか鼻とか完全に隠れてたのにね。
現実のカメラの映像でも金網越しに撮ってるのに、近づくと金網がぜんぜん見えなくて
向こう側がはっきり見えてる、という現象は日常的によく見かけますよね。
CGでも「そうなるのかと思ってやってみたんですがね。
私はCGばかりやってるからCGで作ってみると理屈はわかるんですが、一見ちょっと不思議ですよね。
どこから欠けてる情報を得るのか?みたいな。
ちなみにDepthplusのようなエフェクトのDOFではもちろんならないです。
ヒントを言うと、
現実で見たいものの前に障害物があって、もう少しでハァハァできるのにという機会があって
肉眼で一生懸命、焦点をずらしたりより目にしたりしてもこうはあまりならないです。
レンズの大きいカメラほどなりやすい(はず)。