首が痛くなって一週間くらい。
PCをやる姿勢が悪いせいなんだろうけどね。
立って家の中のことしたり、外を出歩くのは何の痛みもないんだけど、
PCをやろうとするとものの5分ほどで首が固まったように痛くて動かなくなる。
そうなるともう、痛さで立ち上がることも姿勢を変えることもできす、「ウギギギ…」とか言いながら歯を食いしばって、
ヨロヨロとソファーに倒れ込むというありさま。そして寝ころがってればほんの数分で嘘のように傷みは無くなる。
自分は畳に胡坐かいてPCしてるんだけど、そのときの背骨と首の角度がそうとう体に悪いだろうというのはいつも感じていた。
昔は4畳くらいのワンルームに住んでてベッドの上で生活してたからその名残でそうなったんだけど、
年取った時のことを考えてちゃんとした机と椅子を買ったほうがいいか。


寝転がってることしかできないので仕方なく本を読んでる。
村上豊の表紙目当てで買い集めた宮部みゆきの「ぼんくら」シリーズを読んでるが、
この宮部みゆきという作家はかなり有名だそうで、実際読んでみると読みやすく面白いんだけど、
あまりにも内容がうすっぺらだ。個性的で味のある登場人物の事情が絡み合い、毎回いろんな問題が起きる感じはいいんだけど、
その中の誰かが機転を利かせて意外な方法で解決するという、
このシリーズ好きな人は気づいてるのか知らないけど、ほとんどすべてがこのパターン。
世の中、そんな一人の賢い人の考えたシナリオ通りに皆が動いて、物事が解決したりしないだろう。
アニメの一休さんのようで幼稚だ。
弓之助という子供だが非常に大人びて頭がよく、性格もよく美少年という魅力的な、私も好きなキャラが出てくるが
この子が主役の回なら、まさに一休さん的な話としてそれで成り立つんだけど。この子以外の話でも全部それなんだよね。
ただ、それらが非常に洗練されていて、登場人物の生い立ちや行動が、伏線になっていて別の回で矛盾なく回収されるのは職人芸を見るようで見事だ。
とはいえがんばって3冊くらい読んだけど、読んでも感動もないし何も残らない気がするんでもうやめようか悩み中。