期待するって書いといて

今ではアニメにそれほど興味もなく、それほど「銀河鉄道の夜」や杉井ギサブローが好だったわけでもなく、
いったい自分は何を期待してるだろうと思ったんですが。
最近のアニメとか映画とかって、それが好きな人たちに共通する理想みたいなものがあって
何年も前からずっとそれを目指してるだけのような気がするんですよね。
特にロボットアニメとかそうですよね。いつまでたっても同じようなデザインで同じようなアクション、キメポーズ。
その理想というのは、それぞれ自分が感受性の強い子供のころに見た記憶が美化されたものだったりするんで
これでもかこれでもかと何度も同じことを繰り返して洗練はされて理想に近づきはするが超えることは絶対できないみたいな。
まあ良い言い方をすれば伝統芸能のような古典落語のような、決められた型をいかにうまく再現するかみたいな感じになってるんでしょうかね。
そういう意味では少なくとも杉井ギサブローは20年前の「銀河鉄道の夜」のように
今まで見たことの無い映像を見せてくれるだろうと思いますね。