マシンロボぶっちぎりバトルハッカーズのOP


これ、今見るとめちゃ完成度高いよね。こんなにすごかったかな。ちょっと感動した。
佐野弘敏と羽原信義の作画がめちゃ力入ってる。
メカ作画のレベルで言えば私の知る限りダンクーガ後期OPと並んで昭和のテレビアニメ最高峰。
ダンクーガのほうは前期OPのショボい絵の使い回しがあるから全体的な完成度はこちらのほうが上か。
本編は作画もストーリーもグダグダだったと思う。
ラップ調の曲がまたいいですね。これって1987年だそうで、まだ一般にはラップなんて言葉も知られてなかったころですよ。
ラップといえばダヨネー、ダヨネーとか馬鹿みたいな恥ずかしい曲がはやったのが1994年だそうですからね。
時代を先取りしすぎてますね。
当時私は「何じゃこの曲は。歌になってないじゃないかw」てなかんじでしたね。
今聞くとすごく普通。というか子供向けアニメらしい歌詞と調和して妙にいい味出てる。
佐野弘敏は私が知ったのはZガンダムのころで、そのころはテカテカと光沢を入れない重厚な絵をニュータイプなどにかいてたんですけどね。
私はそっちのほうが好きだったんですが大張正己風の絵が流行るとすぐ大張風になったんであまり好感持ってなかったんですよね。
大張正己も大好きでしたが(というかマンセー)下手な真似が多かったんで。
上手いときの佐野弘敏は大張よりバリっぽい。
ちなみに上手いときの合田浩章もバリよりバリっぽかった。
それにしてもメカ作画に関しては現代のアニオタにも大張正巳が神のように思われてるようですが
メカの作画ってのはもっとちがった質感とかデフォルメの可能性もあったんじゃないかと思うんですが全て大張風になってしまったのは残念ですね。
最近のガンダムとか今の人には新しいのかもしれませんが私には劣化バリにしか見えない。