アニオタだった頃からアニメーター&イラストレーターの名倉靖博が好きなんですが
画集をネットで見つけたので買ってみました。
この人、「ラピュタ」に原画で参加してるんですけど、当時私は勝手に
「城の中でロボット兵が動き出して城を破壊しながらシータを追っかけまわすシーン」
が、たぶんそうだろうと思ってたんですよ。あのシーン、すごく迫力あるでしょう。
シータの顔も宮崎駿の絵に近くてかわいいし、シータが何度もつまづきながら逃げ惑う動きとかやたらきめ細かい。
画集の説明見るとどうやらあたってたようですね。あの頃の私のアニオタ眼はおそろしい。
今時のアニオタは甘いよ。「萌え〜」とか言ってるだけじゃあねえ。
ちなみにダンクーガの後期OPの作画は最近は検索すると田村英樹だってことになってますが、
あれって昔ネットにもそういう情報がない頃、私が某掲示板にそうじゃないかって書いたんですけどね。
スタッフロールには出ないし当時のアニメ雑誌やムックにも誰の作画か載ってなかったんですよね。
本編には田村英樹は参加してなかったみたいだし。どこかで正式に発表されたんでしょうかね。
まあ他にあんな神作画ができる人はいないので間違いないと思いますが。

オマケ
名倉靖博とんがり帽子のメモル 風と光の詩」

メモルのテレビ版には作画はほとんど参加してなかったようですが、これは総集編のビデオについてた短編アニメですね。
土田勇との超豪華コンビですね。
(ちなみに押井守と天野義孝の超豪華コンビの「天使のたまご」は作画陣も名倉靖博小林七郎の超豪華コンビです)
テレビ版はあまり興味ないんですけどこの部分が当時見たくてねえ。その頃すでに廃盤だったし、
まだVHSビデオソフトが1万円以上する時代だったし買えませんでしたね。
名倉靖博に興味持った人は「どんぐりと山猫」も見るといいです。
これも廃盤ですが結構レンタルショップの児童向けコーナーにありそう。