以前壊れたCanonのプリンタBJ-F850は直りそうも無いので捨てる前の恒例イベントとして分解してみました。
プリンタの故障って検索すると「廃インクタンクが満タンになる」というのがあるそうで
廃インクタンクを自分で交換する方法などもあるようです。
まあ私のはホントの故障なんですが、どういうものなのか見たかったのと、今後役に立つことがあるかもしれないので。
で、基本的にプリンタなんて一般の人が開けて見るようにはできてないので、まず表面にはボルトが無いです。開かない。
ツメで止めてあるんですがどのツメをはずせばどこが外れるのかわからないんでかなり苦労します。
開けても特に廃インクタンクらしきものもなく、インク交換時にトビラを空けて見るのとかわらない。
中の部品はボルトですからドライバーで分解できますが、
順番を考えてはずさないと他の部品が邪魔になってボルトにドライバーが届かない。
結局どうやればそのボルトを回せるのかいくら考えてもわからない箇所がいくつかありました。
どうせ捨てるんだしあきらめてバキバキ壊しながら金属ゴミとして捨てられるよう細かく分解してたら
一番底に廃インクタンクがありました。
20*10*5センチくらいのスポンジのような、でっかいコーヤ豆腐みたいな感じです。
かなり大きく場所とってますね。
こりゃあ、廃インクタンク交換なんてよほど高価なプリンタで、尚且つヒマでなければやめたほうが良いのでは。
難しすぎますね。
ちなみにこのプリンタ相当長く使ってますが廃インクタンクは3分の1も汚れてないです。
一般に使ってて廃インクタンクが満タンになるなんてあまり無いんじゃないかと思います。
満タンになるかどうかのセンサーが誤動作してるだけで、センサーをリセットすれば使えるようになることも多いようです。
ちなみにこのF850の故障は、ヘッドが定位置で止まらずに端にズガーンとぶつかってしまうという症状なんですが
これはヘッドが位置を知るためのメモリの付いた透明なテープがあるんですが、これが外れてしまったからのようです。
今思うとそのテープを付けなおせば直ったのかもしれませんが、もうどこにやったかわからないんですよね。
プリンタはバラバラだし。