もう5年もCGやってるのか。

まあいいいけど(軽い)。
時間の話が出たところで、ちょっと時間についてのどうでもいいお話。
「ジュゲムジュゲムゴコウノスリキレ」の「ゴコウ」って
「五劫」ですかね?「後光」とか「五行」とか「五功」じゃないですよね。
「劫」だとすれば「未来永劫」とかの「劫」で仏教用語の時間の単位のことですね。
あるところにでっかい山のような岩があって、そこに100年だか1000年だかに一回
天女が舞い降りて来て、絹のような軽くてやわらかい袖でフワッと1回なでるんだそうです。
で、また天に帰っていって100年後か1000年後かにまたフワッと。
それを何度も何度も何度も繰り返して、
いつか岩が磨耗して無くなる(無理だろ。先に服が破れる。)までを「一劫」と言うんだそうです。
パタリロ西遊記に書いてあったんですがね。
スケールの大きい話ですね。昔の人がそこまで永い時間のことを想像してたと言うのはすごいと思います。
これも仏教の話ですが
ある修行熱心な若い坊さんが悟りを得ようと旅に出るんですが
立ち寄った山奥の貧しい村でおばあさんが斧を砥石で研いでいる。
そのおばあさんは服を繕うための針が無いので、大きな斧を研いで小さな針を作ろうと何年も研ぎ続けてるんですね。
その一途さに心打たれた坊さんは、「自分は結果を得るために焦りぎすぎてたのかもしれないな〜、アッチョンブリケ
と気がついて修行しなおすために寺へ帰るんですね。(で、針は貸してあげたのか気になりますが)
これは小倉遊亀だったか日本画家の絵の解説で知った話ですね。
いや、まあ時間と言うのは考え方によって長かったり短かったりするなあという
焦らないで行きましょうというハナシ。