分散レンダリングの続きですが
単純なシーンで通常レイトレなど、速くレンダリングできる部分では
分散してもあまり速度変わらないですね。
込み入ったシーンや反射屈折が多いシーンでパストレ使ったりすると
ほぼ台数分のスペックを足した速度になり効果覿面です。(テキメンてこんな字か!)
速く計算できるときは通信速度がネックになるんでしょう。
今回は10MbpsのLANで試したので特に差が出ましたね。
100Mbps以上推奨です。あたりまえだ。
もっと遅い回線で試してみたい気もしますけどね。
ジャンクPC買いあさったので、PCIアナログモデムカードがどっさり部屋にあるんですが
これって直接PC同士をつなげないんですかね。いや、手間かかるからやめとこ。


分散レンダリングって、普段からレンダリング時間に悩まされてるCGオタクには魅力ある技術ですが
やればやるほど、分散しなくても手動で別々にレンダリングさせればいいんじゃ?
って考えに陥りますね。
台数分以上の速度にはならないんですから。1+1=2以上になる技術じゃないんですよね。
大きい画像なら部分レンダリングで半分づつにすればいいし、
アニメーションならフレームを前半と後半とかに分ければいい。おんなじですよね。
頭のいい人が完全に並列に処理させて1+1=2以上なるようなプログラムを作っても
それこそ回線速度がネックになるでしょうしね。1Gbpsではどうか知りませんが。
フォトンマップやラジオシティの計算を分散処理できて
毎フレームGIの計算をするようなアニメーションなら意味あると思います。
昔、ショップランド廉価PCが流行りだしたころ
スクウェアがアニメーション用にセレ500マシンを何台もつないでやってたそうですけどね。