刑務所にA,B,Cという三人の囚人がいる。
看守は三人に黒い帽子をかぶせる。囚人たちは自分以外の2人の帽子を見ることはできるが自分の帽子を見ることはできない。
看守は
「もし『自分の帽子は黒である』もしくは『自分以外の2人の帽子は白である』ことを説明できれば出ていってよい」
と告げる。
しばらくした考えた後、Aは出て行った。さて、どのように看守に説明したのだろうか。


答え
A:「もし自分が白であれば、Bは『Aは白なので、もし自分も白であればCはすぐ出ていくはずだか出ていかないなので自分は黒である』と思うはずである。
それなのにBは出ていかない。ゆえに自分は黒である」


ん?あってると思うがややこしい。
これは実は私はわからなかった。こう考えて解くのだろうというのはわかっていたが思考力が追い付かなかった。
また、実際は三人とも黒なのだから条件は同じでAでなくてもB,Cも同じように考え出ていけていたはずなのだが、Aが出て行った時点で上の証明は成り立たなくなってしまう。
いやしかし、その後、Aがそのように考えて出て行ったのだと説明できればBも出ていくことができ、Cも同様に出ていけると言えるだろうか。
不思議な問題だ。