スマホのような小さなものにGPSが内蔵されているということは、GPS受信機自体は非常に小さく作れるんでしょう。
ということは、昔のスパイ映画なんかであったような、犯人が逃走に使う車に発信器を付けて置くとか、
犯人が逃げるときに背後からかっこよく小さいボタンのような発信機をシュッと気付かれないように投げつけて
後で悠々と犯人を追跡するなんてことが現実に可能になってきたのかと思いますが、実際はGPSだけではできないんですね。
それをリアルタイムに追跡するには、そのGPSで受信した位置情報を発信する必要があるからです。だからスマホなら発信する機能があるので可能ですが
スパイ映画のように犯人に気付かれないように背中につけるなんてものはまだまだ無理のようです。
そもそも電源が必要なのでそれなりの大きさが必要なはず。
子供のころはああいうのを実際のスパイや探偵は使ってるんだろうと思ってましたがね。想像の産物だったんですね。そのうち実現されるんでしょうけど。
ちなみに、刑事ドラマやサスペンスドラマではおなじみの「逆探知機」ってありましたよね。
子供が誘拐されて犯人からの電話を家族が受けるシーンなんかで、刑事さんと専門の技師がトランクみたいな機械を広げて
逆探知しますのでできるだけ会話を引き延ばしてください」なんていいながら犯人が使ってる電話番号を探るの。
あんなものも実際はないんだそうです。実際の逆探知はNTTに調査を依頼するだけだとか。
刑事ドラマには当たり前のようにでてきたあれも空想の産物だったわけです。
クロロホルムを含ませた布を口に当てられ一瞬で意識を失うなんてのも、サスペンスドラマではお決まりですが、あれもあり得ないそうですよ。