modoの透過の距離による減衰ですが
これは「透過量」「透過色」「吸収距離」という三つのパラメータで表現します。
まず「透過量」で透過して減衰していき「吸収距離」まで進んだら「透過色」になるというかんじです。
だから「透過色」というよりも「吸収色」とか「減衰色」と呼んだほうがしっくり来るんですが
距離による減衰なんて要らない、他のソフトと同じように使いたいと言う場合は「吸収距離」を0にすれば
普通に「透過色」として使っても結果的には同じことです。うまく出来てます。
と、思ってたんですがやっぱりいろいろおかしい。
まず「吸収距離」まで進んだら「透過色」になるってのはマニュアルにもそんなかんじで書いてありますが
これだと「透過色」が最大の透過色のように思えますが
試したところ、吸収距離を越えても吸収はなくなりません。透過色がどんどん濃くなって最終的に黒(不透明)になります。
そのほうが現実に近いのでいいんですが、それなら「透過色」「吸収距離」という2つもパラメータ要らないですよね。
この二つは単に割合を表すだけのものってことです。「1m進んで黒になる」と「0.5m進んで50%グレーになる」は同じなので。
「透過色」または「減衰率(色)」だけの1パラメータで表せられるはずです。
「透過色」以上にならないと言うのであれば距離は必要ですし、(現実と違いますが)ユーザーは設定しやすいでしょうね。
今までに書いた「エネルギー保存」が反射ではON/OFFできるのに透過では強制でONとか、
modoプログラマの思考はつじつま合わないところが多いって言うかちょっと変わってると思います。