楽器で思い出したんですが

確か日本の琴だったと思いますが
琴の内部には、音色の良し悪しを決定付けるある重要な部品があるそうです。
それは一枚のちっちゃな板切れなんですが、何年も修行を積んで一人前の職人でないと
この部分だけは作らせてもらえないそうです。
名前は忘れましたがとても重要なものだと思われていたんですね。
んで、これが現代になってコンピュータで解析したら音色にはまったく関係が無い事がわかったそうです。
それでも琴職人さんは今でもこの部分に一番こだわります。えらいですね。
楽器ってのは使う人の愛着がとても大事ですからそういう職人さんの気持ちも伝わるんでしょう。
コンピュータが駄目ってワケじゃないですけどね。
ジェイコブソンというクラシックギターはいち早く設計にコンピュータを利用した事でも有名ですが
村治佳織渡辺香津美など一流のギタリストにも愛用されています。
二人とも雑誌の記事などの写真見るとジェイコブソン持ってる事が多いです。
余談ですがギターのヘッド(先っぽ)は普通丸くなってますがジェイコブソンは丸くくりぬかれてるのが特徴です。