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エクス・マキナ観た

エクス・マキナ (字幕版)

これ実はネットで評判を見かけて気になってたけど、そのころは日本で公開されないという噂だったから
輸入盤ブルーレイまで買ってみようとしてたのに、例によって映画アレルギーな私はなかなか見る気になれずにいたら
いつの間にか日本でも公開されたようでAmazonプライムで無料だったから見た。
まあストーリーは女性型ロボットと人工知能のテストに選ばれた青年とのありがちな展開でちょっと期待外れではあったが
まずこの女性型ロボットの「AVA」がミステリアスで美しく、プログラミングされた言葉を機械的に話してるのか
それとも人間の心を持っているのかという微妙な雰囲気が非常にうまく表現されていると思う。
こういうきれいで静かな映画がもっと見たいんだけどね。


最初の食事シーンで、おや箸を使って食べてるなと思ったら助手らしきロボットが「キョウコ」という日本人ぽい設定だったり
室内のデザインもどことなく日本的で、監督が日本びいきの人なんですかね。「AVA」が正座して話してるシーンとかあるしね。
ロボットの試作品が置いてある部屋にクリムトの絵が飾ってあったのに気づいたんで検索してみると
『マルガレーテ・ストンボロー＝ウィトゲンシュタインの肖像』という作品らしいです。