Modoのようなオートマ系のソフトを使ってて戸惑うのは
0は特殊な数値だってことですね。
「最も小さい数値」とか「マイナスとプラスの中間」とかの意味では無く
Modoでは0は数字じゃなくてOFFの意味だと思ったほうが良いですね。(ちなみにマイナスはほとんど使えない)
私は初めて使うソフトや機能を理解するために、最大値と最小値を入れて使ってみて比べることで、どのような機能なのか調べることが多いんですが
Modoはほとんどのパラメータで0だとその機能が作用しないようになってますね。(前に透過の減衰の件でも書きましたが)
例を挙げると透過量でも0を入れると屈折率などそれに関係したパラメータが皆OFFになって数値入力ボックスも固定されてしまう。
だから最小値を入れたいなら0ではなく0.00001とかにしたほうが良いです。
それはわかってれば住むことですが
たとえば、透過量を数値でなくマップで与えた場合にも数値を入れておかなければ屈折率が与えられないとか、スマートでない部分が出てきます。
また、将来的にアニメーションでマテリアルをコントロールしたり、マテリアルに連動させるようなシェーダやエフェクトを作った場合
そのパラメータが偶然0になった時だけの処理が必要になり、バグの原因になりやすいんじゃないかとも思いますね。
固定された入力ボックスの数値が内部的に生きてればそれでも良いんですが、それならば入力ボックスを無効にする意味もあまりわかりません。
プログラムを高速化するのに0の計算を省く必要があるのはわかりますがそれはプログラム内部でやればすむことだと思うんですが。
ただ、全てのパラメータを完全に自由に開放してくれというのは、プログラミングすることと同じっていうか
マテリアルで言えば1からシェーダを書いていくようなもんで扱いきれるわけないので、そんなことは言いませんが。
「無理は利かないが安全なAT車」な3Dソフトにはなって欲しくないですね。私的にはCarraraがそんなイメージですが。
あと気付きですが、
0.000000〜001のようなボックスに表示しきれない非常に小さい数値は0と表示されますね。この場合は機能は生きてるので注意です。