マンガのパタリロ
意地悪なおばあさんと二人で暮してる少年がおばあさんのイジメに耐え切れなくなってパタリロに相談する話があるんですね。
パタリロは毎日の食事に混ぜて飲ませれば徐々に弱って死んでしまうという毒薬を少年に渡す。
ただ、その毒薬は飲ませた後に体をマッサージしてやらないと効果が無いとのことで
少年は毎日その薬をおばあさんの食事に混ぜ、親切の振りしてマッサージしてやる。
おばあさんを殺すという目的があるからいじめにも耐えられる。
それを続けてるうちにおばあさんはいじめてもいじめても親切に体をいたわってくれてる少年に優しくなっていくんですね。
今まで意地悪していたことに反省して少年に謝り、良いおばあさんになってしまう。
少年もおばあさんが、根っから意地悪でないことを知って慌ててパタリロに解毒剤をくれと頼みに行く。
じつはその薬は毒薬では無くただの栄養剤だったんですね。そういう結果を招くようパタリロが知恵を働かせたってワケです。


上司のことが嫌いで嫌いでキモイキモイ臭いといってる若い女の子にその話をしてやったらやけに感心していた。
そんなに感心せんでも。
表面的にでも仲良くしてれば、その人の良いところが見えてくる場合がある。そうでなくても付き合いやすい距離がわかってくるもんです。
大人な人とか人付きあいのうまい人ってのは自然にそういうことをやってるんだと思いますが
若い頃って言うのはそういうのは正直じゃないとか調子の良い奴みたいな見方をしますからね。
学生の頃は自分と気が合う人とだけしか付き合わなくても問題ないですけど
仕事だとそうは行かないので嫌いな人とも付き合う方法を知ってくれると良いですがね。
周りが迷惑してるようので。