偉大なる白土三平が亡くなって3年以上たつが、それまでは高くて買えなかったプレミア物が安くなってきてるのはうれしいやら悲しいやら複雑な気持ち
アニメの「忍風カムイ外伝」DVDのBOXはいまだに高いが、バラだと1本が1000円台で買えるのでいくらか見てみようと思っている
このアニメは子供のころ見ていて、内容はあまり面白くないという以外全く覚えていないが、なぜか主題歌がいまだに歌えるから子供のころの記憶というのはすごいものだ
ちなみに今そのことを「三つ子の魂百まで」と書こうとしたが、その諺は「子供のころの気質は大人になっても変わらない」という意味であり、「子供のころ覚えたことはいつまでも忘れない」という意味で使うのは誤用だそうだ
「雀百まで踊り忘れず」というのがそれに近いが混同されたのだろうか
調べてみるとこの「忍風カムイ外伝」が放送されたのは1969年で、なんと私は生まれていない
自分が見ていたのはその時代からすると10年くらいも前の作品の再放送だったのだ
それは新しい発見だった
キャラクターデザインはトムソーヤーの冒険やペリーヌ物語など世界名作劇場のキャラデザインを多く手掛けている私も好きな関修一だが
なんで全く絵柄の合わない関修一がキャラデザインをやってるのかも不思議だったが、それも1969年なら世界名作劇場よりずっと前の時代だから納得がいく
のちに名キャラクターデザイナーとして名を馳せる関修一の最初のキャラデザイン作品ということになるようだ
はっきり言って原作の雰囲気とも合っておらず、あまりいいキャラデザインとは思わないが、本編の作画は時代劇アニメとしての味はある