私はエアコンをあまり使わないから、エアコンの温度の調整ってあまり正確じゃないと思ってた。
リモコンに表示されてる温度は設定温度より高くなってるのに、いつまでも大きな音で動いて部屋の温度が上がり続けていたり、
逆に温度が低いままなのに、強く動いてくれないことがあった。
このタイプのエアコンが、リモコンに内蔵されている温度計で温度を調整していることは何となく知ってはいたが、
ふと、単純に気温が低ければ動作を強くして、高くなれば弱くするだけなのに、なぜうまく調整できないのだろうと疑問に思った。
それで、よくよく考えてみれば、リモコンの温度で本体を調整してるのであれば、リモコンの温度データを本体に送らなければいけないのだ。
要するにエアコンが作動してるときは常に本体がリモコンを受信できる位置に置いておかないといけない。
私はこのことに今まで気づかなかった。エアコンがこういう仕組みになって何十年もたつだろうに。
おそらく普通の人はリモコンは壁など定位置に置いてるから問題ないのだと思うが、
私は部屋が散らかってるので、いつもエアコンを操作したら手の届くその辺にポンとおいていた。
それは温度調整がうまくいかないからたびたび操作が必要だったせいもある。
だから温度の調整がうまくできなかったのだ。
それ以来、エアコンの温度調整はかなり正確だということを知った。
もう手の届くところに置いておかなくていいんだ。