立体映像の方式で「ステレオクローム方式」というのがあるそうです。

それがなんと昔テレビのアニメでも放送されていた「家なき子」がそうだったようです。

家なき子の3D映像があるというのはなんとなく知ってましたが、それは他のアニメや特撮番組のように、劇場版とか特殊なものだと思ってましたね。

まさかテレビの本放送がそうだったとは。

この「ステレオクローム方式」というのも、あるのは知ってましたがそのような理由で

すでに見ることはできないと思ってて調べもしなかったんですが、このおかげで理解しました。

ステレオクローム方式はアナグリフのような赤青眼鏡ではなく「片眼だけが暗い眼鏡」をかけて観るもので、

人間は暗いものを見るときは明るいものより脳の処理が遅れるのだそうで、それによって動いてるものを見ると左右の視差が生まれ立体的に見えるのだそうです。

だから左目を暗いレンズにしてると、左から右に動いてるものは遠くに見え、

左から右に動いてるものは近くに見える。

動かないものは立体的には見えない。常に何かが動いている必要がある。

そんなもので本当に立体的に見えるのかとも思いますが、この家なき子のOPだけ見てもかなり立体的に見えますね。

ただ片目だけサングラスとか半透明なもので見ればいいのですアナグリフの眼鏡でもいい。

そしてこのステレオクローム方式はアナグリフと違い、フルカラーであること、

眼鏡を持っていなくても通常の映像として見れるという大きなメリットがあります

びっくりしました。あの時代にこれを楽しんでた人がどのくらいいるのだろうか。