草刈り機のナイロンカッターの軸?をこの叩きつけ式のに変えたらとてもいい

 周りの農家の人たちも皆これを使っているのは知っていたが、「叩くと出る」という仕組みが理解できないので躊躇していた。

これも遠心力で伸びるのは同じだ。

下部がボタンになってて、普通はコードが伸びないように固定されてるが、

これを地面にたたきつけることによってボタンが押され、遠心力で少しだけコードが伸びるという仕組み。

ちなみにコードの巻き方が説明書を見てもわかりにくい。

「こんな説明でわかるやつがいるのか!」と買ったホームセンターに怒鳴り込もうと片付けようとしてたところに、

偶然近所の人が通りかかったので教わってできるようになった。

一度わかれば簡単なことではあるが、それでも説明書を見てできるとは思えないな。

 

今までは遠心力で自動で出てくる奴を使っていた。

以前書いたが、あれも仕組みはよくできていて、どんな頭のいい人が考えたのか感心するほどだが、

■ - cactiの日記

長さを自分で調整はできないことと、たまに引っかかって出てこない時があった。

この叩きつけ式のものは今の所引っかかったことはないし、これ自体に重みがあるので回転が安定していて刈りやすい。

中にコードが多目に巻いておけるので交換の手間も少なくて済む。

草刈りがだいぶ楽になった。

 

それにしても、田舎の家の草刈りは親父が死んでからしかたなく私が引き継いでやってるのだが

親父は短いコードを毎回取り付けるタイプのを使ってた。

あんなのすぐ切れてしまって、切れるたびに草刈り機を降ろして何度も取り付けないとといけなかっただろう。

私も最初は知らずにそれを使ってたが、炎天下で汗と泥と草まみれの中、あの作業はかなり煩わしい

そんなのは狭い範囲しか使わない人向けだろう。

田舎の広い庭や農家で使うようなものじゃない。

改めて親父の不器用さと、近所の人との技術交換などのコミュニケーションが全くできていなかったということがよくわかる。