DVDをリッピングしたMP4の再生にメディアプレイヤークラシック(以下MPC)というのを使っているが、
このMPCは720*480のMP4を再生すると若干縦に伸びた映像になってしまう。
検索すると同じ問題を抱えてる人は多く、いろんな解決法が書かれているが
私がいろいろ試した結果、こんなわかりにくいところにちゃんとアスペクトレシオ(縦横比)の項目がある。
これを16:9にすればちゃんとDVDと同じ縦横比で再生できるようになる。
Windowsメディアプレイヤーや、Windows10のムービープレイヤーではそんな設定の変更しなくても正しく再生できるMP4が、MPCではなぜできないのかわからない。
調べてみるとDVDの縦横比は16:9で解像度は720*480である。
考えてみればこれは変だ。720*480は3:2であり全く16:9とは程遠い。
これはもともとDVDがそういう規格なんだそうで、DVDは720*480を853*480に引き伸ばして再生してるのだそうだ。
MP4フォーマットにも実解像度とは別に縦横比を記述する部分があるそうなので問題ないはずなんだけど、
プレイヤーによってはそれを読んだり読まなかったりするのだろう。
とはいえ、ネットで集めた私の膨大なxx動画コレクションを改めて見てみると、律儀に853*480にしてあるものも多いが
720*480のも結構あって、それはMPCでも正しく再生できる。
それはおそらくMP4を作ったソフトによって縦横比の記述法が違い、MPCが読めたり読めなかったりするのだろう。
それにしても持ってる動画の中に853(852)*480が結構あるのは今まで気づかなかった。
ああいうネットの動画もちゃんと動画のフォーマットを理解してる人がやってるんだなあ。
最近MPCを使うようになったのは、私が使ってるNero RecordというソフトでリッピングしたMP4の字幕や吹替音声が再生できることが分かったから。
neroに昔からその機能があることは知っていたが、これはnero特有の形式でnero専用プレイヤーでしか字幕や音声の切り替えができないものだと思っていた。
MP4はもともと吹替と字幕も埋め込めるようになっているそうで、MPCでは問題なくできるし、おそらく今どきの多くの多機能プレイヤーは対応してるのだろう。
最近ではWindows10のムービープレイヤーでも音声は切り替えらるが、字幕は表示できなかった。
これも相性の問題かもしれないが。