Aさんが冷蔵庫にジュースを入れて出かけました。
BさんがAさんがいない間にこっそりジュースを押し入れに隠してしまいました。
Aさんがジュースを飲むために帰ってきました。
さて、Aさんはまずどこを開けるでしょうか。


当然誰でも冷蔵庫と答えると思う。これが3歳までの子供は「押し入れ」と答えるのだそうだ。
子供はBさんが押し入れの中にジュースを隠したことを知ってるからそのままそう答えるのだそう。
要するに人間は3歳までは「Aさんの立場になって考える」ということがまだできないので、そうなるのだそうだ。
これがアスペルガーのテストにも使われているらしい。ほんとかどうかは知らないが説得力はある。


子供が他人の立場になって考えることができないのは確かにそうだろう。
子供でなくても人の立場になって考えることができない人間というが世の中に少なからずいることは誰でも知っている。
しかしこの例題は衝撃的だ。人の立場になって考えるという一つの要素が欠けると、
一見、どういう思考でそういう答えに陥ったのか全く理解できない不思議な現象が起きるのだ。
これは偶然ネットで見かけて、非常にわかりやすい例で関心したんだけど、
人間の心理や思考には、他にももっとそういう要素があるのかもしれない。
自分だって何かかけてる必要な要素を一つ足すだけで、わからないことがわかるようになったり
日常うまくできないことがうまくできるようになったりするんだろうか