中古で買ったPCが企業で使われていたものらしく
独自のBIOSが入っていて起動時に企業ロゴが出る。ご丁寧にも独自のパスワード機能もついている。
そういうのはたいていマザボメーカーから落としたのBIOS入れなおせば通常に戻るんですが、
どういう仕組みなんだかメーカーのBIOSとバージョンが同じだと言われて更新できない。
インテルマザボのサイトって昔からなんであんなつくりなんだがすごくわかりにくいんだけど
BIOSの提供の仕方だけは親切で、CD-R用のISO形式、FD用のDOS形式、Windows用のEXE形式、BIOS単体ファイルなどが公開されている。
ただそれもどれがどれなんだか非常にわかりにくいんだが。
それで上記のどの形式でやっても同じバージョンだからというようなエラーが出て更新できない。
DOS形式はIFLASHというあまり使ったことないツールで、検索しても情報がなく強制オプションらしきものはあるのかわからない。
途方に暮れていたら、基盤にプリントしてあるジャンパの説明に
「1-2:NORMAL」「2-3:CONFIG」「NO JMP:RCVRY」
というのが目に入った。
なんだって?これはCMOSクリアのジャンパじゃなかったのか。「BIOS CONFIG」というジャンパらしい。
「NO JMP:RCVRY」はノージャンパでリカバリーということだろうか?
ひょっとしてとジャンパを抜いて起動してみると画面は出ずにFDDをジコジコと読もうとしている。
おお!これはもしかして!とFDDBIOS単体ファイルのみを入れてやってみたら読み込み初めて、なんと見事にBIOSの更新ができました。
長年、中古PCを扱ってるがIntelマザボにこんな機能があるのは初めて知った。
このところ毎日単調な生活の繰り返しで、そんな発見があることが新鮮だった