十六茶っていうペットボトルのお茶がありますが、
あれって成分表見てみると茶葉によるいわゆる「お茶」は全く入っていなくて、麦茶なんですよね
(唯一、茶の付くのはハブ茶というの入ってますがこれも調べてみると茶ではないようです)
私はよく思ってるんですが、最近の麦茶っておいしくないんですよ。
私らは子供のころは夏はどの家も麦茶を自分ちで沸かして冷蔵庫で冷やして飲んでましたね。
たまに母が麦茶を買い忘れて、ほうじ茶を冷やしたのだったりしたらがっかりして文句を言ったもんです。
(ウーロン茶はまだ高級中華料理店で出てくるものであって、一般家庭には普及してませんでした。)
あのころはなぜか冷やして飲むにはお茶より麦茶のほうがうまかったんですね。
なぜ今飲むとおいしくないんでしょうか。
麦茶には麦茶の、麦の香ばしい香りや苦みなど良さはあると思いますが、お茶のような「旨み」って全くないんですよ。
お茶特有の「渋み」も当然ないので、お茶がほしい時に麦茶だと味気なくってがっかりしますね。
うちの母も「最近の麦茶はおいしくない」「昔ながらの麦茶を探してるが売っていない」というようなことを言っていますが
そうではなく、今はいろんな種類のお茶が缶やペットボトルで安く買えて気軽に飲めるので、私らの舌が肥えてしまったんだと思いますね。
麦茶のような素朴な味わいでは満足できなくなったっんだろうと思います。持論ですがね。
十六茶って結構前からあって今でもあるのは人気があるんだろうと思いますが、
私みたいに「有名な割にあまりうまくないな」と感じたら、それはお茶ではなく麦茶だからです。
麦茶が好きな人も当然いるだろうし、栄養や成分を期待して飲む人もいるだろうし、私も夏の暑い日など飲みたくなる時があるかもしれませんが、
十六茶のように麦茶を「お茶」であるかのような名前やデザインで売るのはやめて欲しいってことが言いたかったんですがね。