農産物の放射能汚染の風評についても思うところあるんですが

たとえば「ほうれん草」は安全ですといっても、人間心理的
今ほうれん草食べないといけないわけでもないのに、わざわざそれを買わないでしょ。
業者もそういう消費者の心理を知ってるから農家から買わない。
消費者も「絶対危険だから食べたくない」とかいってるんじゃなくて、そういう軽い心理というか
本能的に無意識に避けてしまうレベルのものなんですが、
それが「ほうれん草」のような「どうしても今必要じゃないもの」にとっては
売り上げがゼロになってしまうような深刻な状態になるってわけです。
だからいくら「安全です」「健康に影響ないレベルです」とか言って、政治家やタレントが食べて見せても
安全なことのアピールはできたとしてもも、それでは売れないことは変わらないです。
政治家やマスコミは、そういう商売では常識的な消費者の心理をたぶん知らないんだろう。
私が思うには、「生産者や日本の流通を助けるために、あえて積極的にその品を買いましょう」
「風評で売れなくなった分を、風評に流されない私たちが買ってカバーしましょう」くらいのことを
やらないといけないと思う。
それで業者が助かるのであれば、私なら協力してほうれん草でも何でもいつもより積極的に買うけどな。
それくらい意識しないと、そう書いてる私でさえやっぱり無意識に避けてしまうと思う。
タレント議員とかはそういう覚悟がなさそう。