ここ見てる人はわかってるでしょうが、物理的に正しいsssてのは、

距離(厚み)によって計算が無限に増えていくわけですから、
IndigoやMaxwelでさえ、単純なものでも何時間かけてもノイズが残るような大変なことなんですね。
ももと遅いShadeレンダラーにそういうsssが搭載されることはないだろうし、
あっったってだれも使い物にならないはずです。
sssというとすぐ「人物の肌」と連想する人がいるようですが
物理的に正しいsssで人の肌なんて設定しようとしたら、血管や筋肉や脂肪や骨まで作って、
分光によって血管が青く見えるような計算までシミュレートしないといけなくなりますよ。
現実で私たちが見てる人の肌というのは、そういう物理現象を得てあの色に見えてるわけです。
MaxwellやIndigoで人物CGの人肌をレンダリングしてる人、あまりみかけないでしょ?それはそういうことです。
ハリウッド映画や、最近のゲームのデモなどで見かけるリアルな人肌のsssは
高速でフェイクなsssを、上手い人がそう見えるようなウソの表現をしてるわけです。
人肌が上手く設定できないから「このソフトのsssはフェイクだ、なんちゃってSSSだ」なんての言うのは
大きな勘違いです。上手い人は自分で工夫してるんです。
Shadeも今回のようにsssはproにしかつけないとか、そういうことするんだったら、
Std以下にはそういうフェイクで高速なsssがあってもいいと思うんですけどね。