- ひとつの芥子坊主から1000〜2000の種子(ケシ粒)をばら撒いてしまうために
爆発的な繁殖力を示す場合があり、地場の他の草花を駆逐してしまう可能性がある
- 日本では年度変わり以降の5月ごろに(略)空き地などの除草作業が行われるが、
この頃には既にほとんどの株が結実を終え枯死しているためなかなか減らない
- むしろ除草機の振動により種子を周囲に撒き散らすなどするので、
除草の意図とは逆に翌春になると前年より増えていることの方が多い。
すげー。最終兵器じゃん。
「寄生虫バオー」か「ブラックマジック M-66(←死ぬ間際に全身から散弾を発射して毒ガスを吐く)」か。
でもまあ、綿毛を飛ばすわけではなし、自分の敷地内で鑑賞用に生やしておくなら、
それほど神経質にならなくてもいいのかもしれない。
道端に生えてるやつのほうが問題だな。
かといって道端に咲いてる花をちぎってたら、不審者として監視カメラの映像をニュースで公開されて逮捕されそう。
アヘンの材料として人間によって世界中に広がって、アヘンが採れない品種もきれいな花として人間に栽培され
人間に手放されてもこの強力な繁殖力。植物の究極の進化形かもな。
何年か前ここに、麦やライ麦など「人間に好まれ栽培されることによって繁殖するよう進化した植物」のことを書きましたが
ケシもまさにそれですね。
雑草として世界中に増えまくった後に、突然変異とか先祖がえりとかでアヘン成分を持った品種に変化したら
人間社会は崩壊するかもしれない。