ポリゴンモデラーって

いろんなモデリング法があって、誰でもその場その場で状況にあった方法を駆使してやってると思いますが
たとえば頂点や辺をドラッグして動かすというのも当たり前のようにやってますよね。
でもよく考えてみてくださいよ。人物とか曲面ばかりものならいいですが
ロボットや工業製品など、平面を含む形状の場合、基本、頂点って動かせないはずです。
立方体や直方体でさえ、平面を保ちながら、頂点を動かして変形させることはできないです。

これが立方体ですね。
どの頂点をどう動かしても、たとえ平行や垂直にスナップする機能や、
高度なモデラーにあるような、面や辺に沿って移動する機能があったとしても
どこかがの面が曲面(不正な平面)になってしまいますね。分からない人は実際にやってみそ。
平面だけで囲まれた六面体ってのは、立方体、直方体以外にもいくらでもあるんだから
どこか動かせるはずなんですけどね。フリーハンドや人間の頭では動かせないんです。
不思議でしょ。まあ別の言い方すると1点だけ動かすことはできないってことでもあるんですが。
かといって辺や面もやはり自由に動かせるわけではなく、平面を保つには動かし方に制限があります。
立方体でこれなんだから、ガンダムの胸とかオデコの五角柱とかナナメの面があると、
平面を保ちながらモデリングするてのはかなり難しいです。ほんとはフリーハンドで動かせるもんじゃない。
私は身の回りの工業製品作ることが多いんで、そういう面の流れを見つけながら、パズルのように楽しんで作るんでいいですが
ガンダムとか作ってる人は、面の流れより見た目のプロポーション重視でしょうから
どうしても頂点を動かしてプロポーションを調整する必要があると思います。
そういうときのために、平面を保つ機能というか何なのか、何かがあればいいと思うんですけどね。
何が必要なのかわかんないでしょ。
これは三角ポリゴンと四角ポリゴンの問題というか、
ピアノの足はなぜ4本じゃなくて、3本なのか、なぜ3本足だとガタつかないのかなんて話になってくるんで説明は難しいですけどね。
たぶんモデリングしてる人は悶々とこの問題は気づいてる人も多いんじゃないかと思いますね。
ピアノの足の件は数学で説明できるらしいのでプログラマもわかってるのかもしれませんが、
じゃ、どういう機能があればいいのかってのはユーザーの意見が必要でしょうからね。
だれか頭のいいユーザーと理解のあるプログラマが、話し合って答えを出してくれるといいんですけどね。