以前、半透過PNGの件で書きましたが

アルファチャンネルを持った画像というのは、通常はWindowsのソフトで見ると、アルファレイヤーが無視された状態で表示されますよね。
言い換えると、画像の色の濃さを変化させずアルファチャンネルを持たせられる。
だけどPNGだけは違うのです。前回いくつかの半透過PNGが扱えるソフトを試しましたがそういうのは作れない。
作れないというか作ってもそう見えないし、作るソフトでそう見えないんだから作りようが無い。
Windowsの一般的なソフトやWebブラウザではPNGの透明度を白として表示するからです。
なぜPNGだけそうなのかわからないです。
2Dソフトを作ってるプログラマが、PNGというアルファチャンネルを持てる比較的新しい形式に対応させるのに
従来からあるPCTやTGAのことを考えず作って、それが一般化してしまっただけなんじゃないかと思います。
実際私もその不自然さにずっと気が付かなかった。

この3つの画像はShadeでゲロッと吐いた同じレンダリング画像です。
床にストライプの透過を与えてます。
これをアルファチャンネルに対応していないソフトで見ると(これはACDsee
みな同じアルファチャンネルを持てる形式なので同じように持ってるんですが、PNGだけアルファが白く見えてるでしょ。
でもこの画像をテクスチャで使うならみな同じ挙動をします。
たぶんShade以外の3Dソフトでもそうでしょう。QUickTimeで見ると3枚ともおなじでしたね。
だからMacはちゃんとみな同じに見えるのかもしれない。Windowsの一般的な2Dソフトがみな揃っておかしいのです。
画像あげるぽ
http://ww51.tiki.ne.jp/~cacti/test/touka.zip
Shadeに取り込んで見たり、マテリアルとして使ったりして同じ画像であることを確認してみてください。