カミナリ鳴ってるし。どういう気候なんだ。
そういえばこれは今年初めてのカミナリじゃないですね。ちょっと前にもなってた記憶があるので冬に鳴ってたんだろうか。
冬でもカミナリが鳴ることがある地域ってのは世界的にも非常に珍しいらしいよ。
ネットで今知ったことを自分の知識のように書くなって。
人から聞いたことをそのまんま他所で言う人いますね。あれは私は頭悪そうに見えて嫌いなんだが
なぜそれが頭悪そうに見えるのかわからない。もっと自分流の解釈とか感想とか思想とか含めてあればそうでも無いのもしれない。
昔の話だが映画の「タイタニック」が公開前に話題になりかけてたころ、仕事場に
「頭がよくて金持ちで、いろんな業界に顔が利くので海外の有名俳優のイベントや映画の試写会にいつも呼ばれていて、何でもよく知っている」
と皆に評判の(私は思ってなかったが)インテリ風のオッサンがいて、そいつのウソ臭い自慢話に馬鹿な仕事場の連中は、本気で信じてるのか
何かオコボレを頂戴したいがために機嫌をとってるのかしらないが、毎日「なるほど」「すごいですね」と感心したように聞いていた。
ある日たまたま私もそばにいて聞こえたんだが
タイタニックの映画を撮影するときに、タイタニックのような大きな船がどんな風に沈むのかわからないというのがスタッフの悩みで、
コンピュータやミニチュアで大規模なシミュレーションした結果、後ろから沈んで前方が立ち上がるような沈み方をすることがわかった」
という話だった。
私は数日前にテレビのドキュメンタリーでやってたのを偶然見てたので、テレビで見たことをそのまま言ってるだけだなとすぐ気づいたんですが
かわいそうに愚かな取り巻きたちは「へえ、そうなんですか!」と感心して聞いている。
「そうだよ、こんな風に沈むんだよね」
と、手のひらを立てて船の状態を表して、いかにもそこが重要なんだとでも言うように説明している。
やれやれ、まあいつものことだと私はソッポ向いてたんですが、その自慢話男が出て行った数分後、派遣会社の女の子グループが出社してきた。
すると、なんとついさっきまで聞き手だった男が、聞いたばかりのタイタニックの話をしだした。
タイタニックは凄いよ、見たほうがいいよ。ああいう大きい船が沈むときどんな風に沈むか知ってる?」
女の子は興味なさそう。
「え?・・・さあ。」
「こんな風に後ろから沈むんだよ。こんな風にね」
と、ついさっき聞いたのとまったく同じように、手のひらを立てていかにもそこが重要なんだとでも言うように説明している。
俺は限界だった。
うわ、こいつ頭悪そう、と思うのは私だけだろうか。なぜそれが頭悪そうに見えるのかわからないんだが。偏見だろうか。
やはり自分の考えをまったく含めないで聞いたまま繰り返してるところがそう思わせるんだろう。