Shade10のイラディアンスキャッシュは良くできてると思いますがひとつ致命的な欠点を見つけました。

Shadeは荒い反射にも「レイトレーシングの品質」の数値を使ってますよね。
だからせっかくイラディアンスキャッシュの品質が上がっても、
結局「荒い反射」を使ったシーンでは「レイトレーシングの品質」の数値を落とせないのです。
だったらパストレでやっても変わんないってことになります。
これはやってみてはじめて気が付きましたね。Shadeのスタッフは気づいてるのかな?
ちなみにアンチエイリアス、DOF、モーションブラーにも「レイトレーシングの品質」を使ってるはずです。
これはやはり他のレンダラーのようにマテリアルごとにサンプル数を指定できるようにして欲しいですね。
まあ、パラメータを増やさないようにそういう仕様になってるんでしょうけど、
それなら「荒さ」の大きさに応じてサンプル数が増えるようにするとかかな。
ちなみにイラディアンスキャッシュはバグがありますね。でかい黒いホクロが出る時がある。

だからねー、昔書いたけど「荒い反射」ってエフェクトでできないかな。
DepthplusのようにZ値(ShadeのZ値は反射を考慮しないが)を使って一気にノイズの無いボカシを入れればいいんじゃないのかと思うんですが。
そういうレンダラー見たこと無いですけどね。それだとやっぱり何か問題があるんだろうか。