サランラップ療法というのを試してみた。

今までは怪我ですりむいたような傷は、乾燥させて治すというのが一般的だったが
最近ではラップのようなもので湿度を保ったほうが治るのが早いとされてるそうで、
薬局の絆創膏売り場でもしきりにそういうビデオを流して、それ専用の絆創膏を宣伝している。
私は肌が弱いんですが、ちょっと前に肘が何かでかぶれたのか、小さい傷でもできて痒かったのか
掻きすぎて傷になってしまった。気にするほどでもない小さい傷だったんですが、
服で擦れたり、寝てるときにうっかり肘を突いてしまったり、肘を曲げたときにカサブタが割れたりするので全然治らなかった。
治りかけては割れ、治りかけては割れしてるうちに、どんどん傷が大きくなって肘全体がドロドロのグチョグチョになってしまった。
汁が出て服の袖が毎日カピカピになるので、これはイカンということで、
既に絆創膏が貼れる面積ではなかったこともあってサランラップ療法を試してみた。
ただのサランラップを腕に巻いただけなんですが、まず暖かくて痛みが和らぐのがいい。乾燥しないのであまり痒くもならない。
絆創膏や包帯と違って衣服にも引っかからない、汁や血が漏れることもあまりないので気にしなくてすむ。
ちなみにこの汁が皮膚を再生するのに役立ってるんだそうだ。
ただひとつ難点はクサイ。
すごくクサイです。たぶんその汁がクサイんだろうと思いますが、翌朝汁まみれになったラップを剥がした時のニオイは何とも言えん。
普通は貼りっぱなしにしておくらしいんだが、私は汁があまりに多いので1日2回ほど取り替えて傷を避けて肌も洗い流してたんですが
それでもすごいニオイだった。困るのは風呂に入ってないときのニオイとよく似てる。人前に出るときに臭わないか気になった。
3,4日続けたと思いますが、おかげでそれなりに皮膚が再生されました。カサブタはできないので肘を曲げても割れない。
もうちょっと続けたほうがよさそうなんだが、肌の弱い私はラップで傷以外の部分がかぶれてきてるのでこの辺でやめとく。
もともと正常な人ならすぐに治らないといけない程度の傷なんで、放置した場合と比較して早く直ったのか比較はできませんが
上に書いたように「傷が気にならない」というのは非常にメリットが大きいと思います。