「〜の小夜曲」「〜の輪舞」と書かれてて「さよきょく」「りんぶ」と読む人はどれくらいいるでしょうね。

「セレナーデ」「ロンド」と読んででしまうんじゃないだろうか。
そういう曲名を付けた人もカタカナのほうで読ませるつもりでそう付けてる場合が多いと思う。
私なんて「りんぶ」という正しい読みが存在する事さえ知らなかった。
すでに「輪」が「ろん」、「舞」が「ど」と読める漢字のような気さえしてる。すごいことだ。
交響曲」は「こうきょうきょく」と「シンフォニー」とどちらでも勝手にそれにあった読みをしてるような気がする。
「協奏曲」は「きょうそうきょく」と読んでるな。「コンツェルト(コンチェルト)」と読ませてる場合もある。
「狂詩曲」は「きょうしきょく」だろう。「ラプソディー」と読む人もいるかもしれない。
それでいて「円舞曲」を「ワルツ」と読める人は少ないと思う。
日本語の乱れがいろいろ言われてるが、これほど堂々と正しくないほうの読みが使われてるのは珍しいと思う。
これほど極端なのは音楽用語だけじゃないだろうか。しかもなぜか曲の種類を表す単語だけだ。
不思議な事にこれらの単語の出典であるクラシック音楽の曲名として使われてれば、どちらかというと正しく日本語で読むことが多い気がする。
映画や漫画などのサブタイトル、歌謡曲のタイトルになるとカタカナで読んでしまう。不思議だ。
そういう音楽以外のタイトルに使われる場合も「エチュード」は「エチュード」と書かれて「練習曲」と書かれることはあまり無い。
「プレリュード」は「前奏曲」と半々くらいか?
いやそう読むのも正しい日本語なんだといわれればそれでもいいですが。
IMEはそれらはまったく変換されないですね。他の日本語入力ソフトではどうなんでしょうかね。
さらに言うと上にいろいろ書いて気づいたが「ロンド」は「輪舞曲」と書かないといけないような気もする。
「輪舞」だけ「曲」がついてないぞ。統一性もあまり無いようだ。
あまり関係ないが
「ベートーベン作曲、交響曲第5番、さだめ(運命)」
というネタを昔思いついたんですが使う機会が無いので書いときます。