パワースケッチのマジックアワーからFLASHを使ったWeb3Dのソフトが出たようです。

http://www.magic-hour.co.jp/product/rose/rose_top.html
FLASHといってもSwift3Dのようなベクターレンダリングとは関係なく
インタラクティブな部分をFLASHに任せようというものらしいですね。
3Dの部分はパワースケッチのプラグインを使うようです。
クライアントは2つのプラグインを必要ということになりますが、こういうのはクライアントは嫌うんですよね。
だからWeb3Dはいろんな面白い企画があったのにJAVAを使ったものだけが生き残ってしまった。

サーバソフトとあるのでシーンの構築などの計算をサーバー側でやるってことなんですかね。
これもサーバーでやるメリットがわからないなあ。表示されるまで結構時間食ってるし。
最近のPCは性能が上がってネットしかやらないようなユーザーのPCはパワーがあり余ってると思うんで、
Web3DはクライアントのPCに計算させる方向でいっていいと思ってたんですけどね。
マジックアワーっていつも何やってるか分からない会社ですね。宣伝の仕方がおかしい。
Redqueenが出たときのセールの料金表の書き方も
「パワースケッチ+○円でパワースケッチ+REDQUEEN」みたいな、なんかヘンな書き方だった。
消費者は欲しい物を買うにはいくら払えばいいのかを知りたいんであって、合計金額をはっきり提示するべきだと思うんですがね。
「パワースケッチ+REDQUEENが○円」と書くべき。ていうか当たり前。なぜひねるか。
この会社のたぶんメインであるパワースケッチも私はREDQUEENが出る前からWeb3Dの品質が良いので注目してるけど
何ができるソフトで、どのグレードで何ができるか未だによくわからない。
宣伝がヘタクソすぎて損してると思います。
このWeb3Dソフトも見た目に魅力は感じるし高度な技術も使ってるんでしょうけど
建築系の人って当然建築から入ってる人が多いんで、PCのスキルは全然無いんですよね。
サーバプログラムだのXMLだの宣伝に使ってもまったく通じてないと思います。
建築から入った3DデザイナーにWindowsのサーバーの構築ができるだろうか。
これのためにサーバーの専門家を雇うならJAVAプログラマを雇ったほうがいい。自由度が高い。
建築ソフトとして売るなら操作の簡単さやリアルタイムなシャドウや反射もできるWeb3Dの品質ををウリにしたほうが良いと思う。
操作が簡単なSketchUpは建築系の人には神ソフトらしいんで。