ゲームというのは強すぎても弱すぎても面白くないですよね。
負けてばかりでも腹立つし勝ってばかりでも飽きてくるでしょう。
どの程度の勝率だと面白いかってのはモニターを使ってアンケートとって決めるんでしょう。
COM対戦できるポーカーのゲームプログラムを作るとしましょう。
ポーカーってのはお互いにカードを5枚づつ配るわけですが、ユーザーには当然この時点では相手であるCOMのカードは見えませんよね。
その時点でホントにCOMが何のカードを持ってるか決まってるんでしょうかね。ホントにランダムに配ってるのか?
プログラムからはユーザーが何のカードを持ってるかはわかってるんだから、勝率を完全にコントロールすることができるはず。
100%勝つこともできるんだけど、ユーザーが楽しめるようホドホドに勝ったり負けたりしてくれてるんですね。
ちゃんとランダムにカードを配るようなフェアなプログラム作ることもできるでしょうけど、
ユーザーにはわかんないんだし、前者の方が面白いと感じるでしょうね。
ユーザーが自分の実力で勝ったと思わせてくれるのがいいソフトなんでしょう。
CGソフトでもそういうところあるかも(アンタそればっかりや)。
自分の技術やセンスでCGを作ったように思わせてくれてるだけで、
実はあらかじめ決められた絵を描くソフトのスイッチを入れてるだけなのかもしれないよ。
怖いハナシだけど、実際そういう部分も少なからずあるんだろう。