スーパーのチルド食品の餃子ってめっちゃ安いじゃないですか。
20個くらい入って198円だったりする。特売だともっと安い。
自分で作るより遥かに安いんですけど、どうなってんの。
いや、今日はそういう話じゃなくて商品の宣伝文句の話なんですが
餃子って「薄皮」をウリにしてるの多いんですよ。
「薄い!」とか「0.○ミリ!」とか書いてあるのまである。コンドームじゃないんだから。
ちょっと待てと。餃子は皮が薄いほうが旨いなんて誰が言ったのかと。
私は厚いほうが好きだ。自分で作るときも厚い皮が欲しいくらい。
缶コーヒーでも「一缶に○グラムの豆をふんだんに使っています!」というのがあるかと思うと
「時間をかけて一粒々々の旨みをじっくり焙煎&抽出しました」というのもある。
時間をかけてればそれだけ濃くなるってことなので豆は少なくしないといけないだろうから
前者とは相反する事をしてることになる。
で、どっちが旨いんだ。
商品の宣伝文句ってそういうもんですよ。奴らは一応プロなんだから。そんなツッコミ気にしない。
「なんか良さそうなかんじ」「それってなんかすごそう」とアサハカな奴が買ってくれればそれでオッケー。それが彼らの仕事。
消費者の購入後の満足度なんて関係ない。それは開発部やクレーム処理部の仕事だから。
営業部だの販促部だのってのは重要な仕事ですが結局そういう客層をターゲットにするしかないんですね。
ほんとに価値がわかる客層は宣伝文句なんて気にしないのでしょうから。
これはCGソフトにも言える事だと思うんですよ。前置きなげえ。
ポリゴンモデリングって基本的に切ったり伸ばしたり繋げたりでしょう。
Z-Brush的なディスプレイメントマップとか法線マップをオブジェクトに直接書けるのはすごいと思いますがそれを何に使うのかと。
君らみんなクリーチャーを作ってるのか?サンプルのような類人猿を作りたいのか?
CGソフトのユーザーで一番多いのはよく知りませんが工業系や建築パース系でしょう。
他にはmodoのサンプル画像に使われてるような違う質感のマテリアルを合成したような画像だとか
見た目に初心者が「すごい」とか「きれい」とか思いがちな画像ですが
ああいうのは今時Shadeでさえできることなんですよね。まあメジャーなソフトでできないのは無いでしょう。
こういう見た目にインパクトある機能だけ宣伝に使われるのでネットで話題になるのもそういう機能だけなんですよね、
今日仕事関係の人と話してたんですが工業形の人はフィレットを数値で取りたいんだそうです。
Hexagonにはその機能はたぶんまだ無いですね。ほんとに必要な機能が後回しになってる。
ユーザーも宣伝文句に惑わされず、ちゃんといい機能やいいソフトを支持してやら無いと
仕事やCG作品を作るための道具であるCGソフトも単なるCGデモソフトばかりになってしまうような気がします。
文章長いって。
このサイトもまだ少しはアクセスあるんですけどこういうの読んでるんですかね。
読んでくれた人ありがとう。お疲れ様です。