Shadeは直接光が当たってない所はバンプは効かない?
http://pc8.2ch.net/test/read.cgi/cg/1142930574/334
なこたーないです。パストレでもフォトンマップでも二次反射でバンプは考慮されます。
これ、昔からShadeスレで言ってる人いますね。
同じ人なのか、それを読んで真に受けてしまった人なのか知りませんが。
なんかそれが当たり前のように書いてありますが、これも何かのマニュアルに載ってたりするんでしょうか。
前はラジオシティの話だったと思うんですけど、ラジオシティでは確かにそうなんです。
ラジオシティてのは何度も書きますがポリゴンの面と拡散反射色で計算するので
バンプに限らず拡散反射でもトリムや透明、でもマップとの相性が悪いんです。
どれも正しく計算されることは無いです。
あと、GI使わないレイトレの状態でも、

こういう直接光が当たってる部分はバンプを考慮した複雑な光沢や陰影が付いてるのに
他の影になってる部分はのっぺりしたグレーになってる事ありますね。
この人はそれを言ってるのかもしれない。
レイトレでは影になった部分が1色になって陰影が出ないのは正しいんですよ。
光が無い状態なんだから陰影のつけようが無いですね。
バンプというのは基本的に陰影をつけてデコボコがあるように見せかけるもんですから
影になった部分はバンプも出なくて正しいんです。。
GIが無ければパンプどころか影になった床に物が置いてあっても全て真っ黒になって見えないはずです。
ただ、それだと宇宙の映像のように空気感の無い画像になりますから
Shadeでもたいていのソフトでもデフォルトで環境光が入ってますね。
環境光というのは単純に影や陰影の暗い部分を明るく描いてしまう機能で現実とはぜんぜん違うものです。
GIレンダラーを使わずに二次反射っぽい表現をしようとしたウソをつく機能です。
これが影の部分が不自然にのっぺりしてるように見える原因です。
とはいえ環境光はまだShadeには必要なものなので要は使いようですね。
CGソフトってのは何がウソを付く機能で何が現実をシミュする機能なのか、
またさらにウソのつじつま合わせをするための機能があるのか、自分で工夫するのかなど
そこんとこユーザーは理解してないいと不満がたまる一方ですね。
パンプの例では例えば鏡面反射を入れることでバンプを感じさせる画にはなるでしょう。