MOMOでShadeのレンダラーは表面材質に白を与えても白にならないって話で
なにやら噛み合わないレスが続いてますが、
それはShadeの問題ではなくて原因は最近フォーラムに投稿された画像
http://shade-lounge.e-frontier.co.jp/modules/myalbum/photo.php?lid=1996&cid=4
がいいヒントになってるんですけどね。ヒントっつーかそんまんま答えですよねこれ。
この画像の元画像は有名ですから見た事ある人も多いんじゃないでしょうか。
実は私も昔Shadeで作って某所に貼った事ありますが。
Shadeやってる人ってこういう画像見てなんでそうなるのか考えないんでしょうかね。
「ワーホントダ、スゴーイ」
で終わってしまうんでしょうか。
まともなレスしてるのはM130て人だけですね。
ShadeってCGを作ってくれるソフトでは無くてCGを作るソフトですよね。
白を入れれば白いものを書いてくれる、じゃなくて、自分で白いものを作るのがCGだと思います。
手書きの絵でも同じですよね。
赤いからってチューブから出した赤の絵の具をベタ塗りするんじゃ子供の絵ですね。


まだ出てないようですが原因はもうひとつあって
Shadeでよく使われてるレンダリング手法であるパストレとラジオシティ
拡散反射の計算しかしないから鏡面反射のある白いものが作りにくいってのもあると思います。
鏡面反射にはいくら強い光が当たっても鏡面反射の無いオブジェクトに明るさを返さないんです。
通常、鏡面反射があればその分、拡散反射を下げないといけませんから
トイレやバスルームのような鏡面反射を持った白い壁に囲まれた部屋は
正しく設定しても意図するより暗くなりがちです。
これが正しい明るさにレンダリングできるのはフォトンマップか
発光させたオブジェクトを光源にした時のパストレです。
ラジオシティならラジオシティ計算の時だけ拡散反射を鏡面反射の分だけ上げて
レンダリング時に戻せば明るさだけは何とかなるんじゃないかと思います。