用があって実家に帰ってたんですが朝までやること無いので
普段見ないテレビ見てたら、こんなのやってました。
http://www.nhk.or.jp/takara/file/file_0047.html
家族や近所の人をモデルにしたカカシ(人形)を作ってるおばちゃんの話なんですが
これだけの数を作り続けてるひたむきさも感動しましたが
モデルにされた村のおばあちゃんたちも人形を自分の分身のようにかわいがってるんですね。
自分の人形の服が汚れてると自分の服持ってきて、いとおしそうに着せてあげてるんですよ。
その姿がママゴトのようにも、子供に着せるてようにも、お地蔵さんの世話してるようにも見えて
私ゃその純粋さに涙ボロボロでしたよ。
名のある芸術家の作品でもここまで人に愛されることは少ないのでは。
別に泣くシーンじゃないんですけどね。ほのぼのシーンなんですが。
ゲストの糸井重里らはほのぼの笑ってますし。
ちなみに糸井重里はこの次のラジオ体操を50年続けてる村の話
http://www.nhk.or.jp/takara/file/file_0048.html
で一人だけ感動してました。人によって琴線ってちがうもんですね。
私は「無心にモノを作り続ける」ってエピソードにすごく弱いんですよ。
手塚治虫火の鳥」の我王とか、ちびまる子ちゃん「わたしの好きな歌」の画家を目指してるお姉さんとか。
サグラダ・ファミリアとか、古いお地蔵さんがたくさん並んでる風景とか
モノを作ろうとする人のエネルギーに圧倒されるのか自然に涙が出るんですよね。
そうやって続けてきた人にとっては、たまたまその時にできた一作品が
「上手いか下手か」なんてどうでもいいんじゃないでしょうかね。
私はその境地にいきたいんです。