この画像は何かといいますと
まず左上は点光源のスペキュラーです。赤い玉は(光沢0.5、反射0.5)
右上はスペキュラー(光沢)をオフ(0)にして、点光源を球(白、影を落とさない&陰影付けしない)で包んだものを鏡面反射で映りこませたものです。
この方法で作った光沢は純粋な鏡面反射ですから、ほぼ正しい明るさを持っていることになります。
下段の2つはそれを「Shade5互換」でやったものです。
どれも大きな違いはないですね。
じゃ次はその画像をHDRIで保存して輝度をすこし下げてみます。

光沢というのは実際は光源の鏡面反射ですから画像やモニタでは白に見えても
実際は白より強い明るさを持ってたりします。
だからShade7(上段)のほうでは画像を暗くしても光沢はまだ白いままですね。
更にどんどん暗くしていくとスペキュラーも鏡面反射もほぼ同じ割合で消えていきました。
(訂正:鏡面反射のほうがいくらか強い)
Shade5(下段)ではどうでしょうか。
鏡面反射は明るいままですがスペキュラーは既に暗くなってます。
Shade5ではスペキュラーは白以上の明るさは持ってなかったんですね。
鏡面反射とか関係なく、ただ与えたパラメータによって描かれてるだけだった。
Shade7以降では鏡面反射と値をあわせておけば、ほぼ正しい明るさの光沢を書いてくれることがわかりました。
まあ、CGでは鏡面反射が0でも光沢に値を入れることはザラにありますけどね。
たいていのソフトではデフォルトでそうなってるし。
なんでそうなのかは、またの機会に。